■ ID
| 1064 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 海成堆積層からの重金属類溶出特性の解析
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■ 著者
| 石山高
Takashi Ishiyama
埼玉県環境科学国際センター 長森正尚
Masanao Nagamori
埼玉県環境科学国際センター 佐坂公規
Kouki Sasaka
埼玉県環境科学国際センター 見島伊織
Iori Mishima
埼玉県環境科学国際センター 八戸昭一
Shoichi Hachinohe
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
| 日本地下水学会、(社)日本水環境学会、廃棄物学会、(社)地盤工学会、(社)土壌環境センター |
■ 出版年
| 2009 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第15回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会、平成21年6月18日 |
■ 抄録・要旨
| 硫化鉱物を含む海成堆積層は、地中から掘り起こされた後、大気中で一定時間放置されると酸性土壌へと変化する。本研究では、海成堆積層から溶出する可能性の高い有害重金属類を特定するとともに、溶出を促進する因子について解析した。土壌溶出液のpH及び電気伝導度と有害重金属類の濃度を測定したところ、鉛、カドミウム、亜鉛及び銅は土壌pH4以下で、ヒ素は土壌pH7以上で溶出が促進されることが分かった。一方、セレン及びホウ素は土壌pHに依存せず、海成堆積層で溶出量が高い傾向となった。重金属類が吸着している土壌粒子や水和酸化鉄は、pHにより表面電荷が変化し、酸性では正、アルカリ性では負に帯電する。鉛やカドミウムは正イオン、ヒ素は負イオンとして存在するため、これらの化学的性質が、土壌からの溶出特性に影響を及ぼしているものと推察された。
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■ キーワード
| 海成堆積層、重金属類、溶出特性、土壌汚染、風化 |
■ リンク先URL
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